上棟日和
こんにちは。
設計担当の園田です。
秋もだいぶ深まり、なんだか朝晩は冷え込み始め、気付けば冬はすぐそこ?と若干焦りを感じています。
本格的な冬になる前に、主に食べ物でもう少し秋を満喫したいものです。
冬が迫っている…と書きましたが、ここ何日かは気持ちの良い秋晴れが続いていますね。
そんな秋晴れの中、先日建て方が行われました。
建て方とは、現場で主要な構造材を組み上げることです。
また、建て方は上棟とも呼ばれ、読んで字のごとく『棟が上がる』ことを意味します。
では、『棟が上がる』の棟とはどこを指しているか知っていますか?
それはずばり、家の中で一番高い所に来る構造材です。
写真の矢印のところですね。

建て方の日は大勢の大工さんや職人さんが現場に入り、柱を立て、梁を掛け、家の骨格を作り上げます。
一番にぎやかで一番見応えのある、現場の幕開けのように私は感じます。
秋晴れの中、空を舞う棟は何だか気持ちよさそうで、これから長い時間一番高いところから家を見守る存在としての誇りのような物も感じます。
ぜひ、これから上棟を迎える方は空を飛ぶ棟を見に、現場へ足を運んでみてはいかがでしょうか?
読んで字のごとくの上棟を見られるのはこの時だけ。
ほんのつかの間の『上棟』なのです。
