社員大工の奮闘
こんにちは!
広報室の城田です。
先日のこと、社員大工3年目の諸橋大工(26歳)と加藤大工(21歳)が技能検定を受ける事を聞き、練習風景を視察に行ってきました。
二人とも入社してから職業訓練校に通っており、今年度で卒業となります。
この日は、代休にも関わらず訓練校に行って練習をしている模様。
遊びたい盛りの若者なのに「凄いな~。」と感じ、自分が若い頃を思い出してみると...。
まあ人それぞれですよね(笑)
職業訓練校に到着して直ぐに目撃したのがこちら。

一心不乱にカンナの刃を研ぐ諸橋大工。
鬼気迫るものを感じたので、あまり触れずに写真だけ撮り別の場所へ移動。
訓練校の事務所へ挨拶に伺ったところ、とても感じ良く迎えてくださいました。
その後二人が練習をしている場所へ移動したところ、校長先生が登場。
頑張る二人への差し入れと励ましの言葉をいただきました。

「最初からこのくらい頑張ってればな~。」との言葉を受けて苦笑いの加藤大工。
普段から可愛がられているような雰囲気を感じさせます。
そんな加藤大工の作業風景がこちら。

なにやら木材を加工しています。
何をしているか聞いてみたところ、技能検定の課題の椅子を製作しているとのこと。
そして完成品がこちら。

色々な太さ・角度が入り交じっている椅子。
よく分からないけど難しそうな気配。
試験内容は、これを図面を描く作業から組み立てまで全て一人で行うとのこと。
かなりの難題らしく、制限時間が驚異の5時間半!
制限時間が5時間半ってことは、もっと時間が掛かる可能性もあるって事か...。
それだけずっと集中しないとならないって事か...。と考えていたら、
「ある意味体力勝負ですね。」と諸橋大工。
二人は仕事の日も、仕事が終わった後に夜な夜な練習をし、制限時間内には出来るようになったそうです。
この文章を書いている時間が試験の真っ最中。
二人の努力が報われますように。
