2019.02.01

社員大工の奮闘

こんにちは!

広報室の城田です。

 

先日のこと、社員大工3年目の諸橋大工(26歳)と加藤大工(21歳)が技能検定を受ける事を聞き、練習風景を視察に行ってきました。

二人とも入社してから職業訓練校に通っており、今年度で卒業となります。

この日は、代休にも関わらず訓練校に行って練習をしている模様。

遊びたい盛りの若者なのに「凄いな~。」と感じ、自分が若い頃を思い出してみると...。

まあ人それぞれですよね(笑)

 

職業訓練校に到着して直ぐに目撃したのがこちら。

一心不乱にカンナの刃を研ぐ諸橋大工。

鬼気迫るものを感じたので、あまり触れずに写真だけ撮り別の場所へ移動。

 

訓練校の事務所へ挨拶に伺ったところ、とても感じ良く迎えてくださいました。

その後二人が練習をしている場所へ移動したところ、校長先生が登場。

頑張る二人への差し入れと励ましの言葉をいただきました。

「最初からこのくらい頑張ってればな~。」との言葉を受けて苦笑いの加藤大工。

普段から可愛がられているような雰囲気を感じさせます。

 

そんな加藤大工の作業風景がこちら。

なにやら木材を加工しています。

何をしているか聞いてみたところ、技能検定の課題の椅子を製作しているとのこと。

 

そして完成品がこちら。

色々な太さ・角度が入り交じっている椅子。

よく分からないけど難しそうな気配。

試験内容は、これを図面を描く作業から組み立てまで全て一人で行うとのこと。

かなりの難題らしく、制限時間が驚異の5時間半!

制限時間が5時間半ってことは、もっと時間が掛かる可能性もあるって事か...。

それだけずっと集中しないとならないって事か...。と考えていたら、

「ある意味体力勝負ですね。」と諸橋大工。

二人は仕事の日も、仕事が終わった後に夜な夜な練習をし、制限時間内には出来るようになったそうです。

 

この文章を書いている時間が試験の真っ最中。

二人の努力が報われますように。