2019.12.23

照明の豆知識について

    今日は、照明の用語豆知識を紹介したいと思います。

最近はLED照明がメインになり、用語が変わり分かりづらくなってきていますよね・・・。

 あまり聞き慣れないかもしれませんが、主な用語の解説をしていきます。

■ 全光束 [lm(ルーメン)]

全光束とは、光源から360度すべての方向に放出する光の量のことをいい、照明器具の明るさをあらわします。

lm(ルーメン)という単位を使用し、数値が大きいほど明るくなります。

■ 器具光束 [lm(ルーメン)]

光源から放たれた光の一部は天井に放射されるなど、全光束すべてが照明として使われるわけではありません。
そのため、カタログでは、実際の使用時に近い状態で測定した器具光束という数値と、全光束の数値を併記しています(単位はlm)。
なお、定格光束とは、LEDを使った照明器具から放出される初光束(使い始めの頃の光束)のことで、器具光束に相当するものです。

■ 色温度 [K(ケルビン)]

光は、青みがかったものや黄みがかった光があり、それらは光色や色温度を用いて表現されます。
光色・色温度の違いは空間の雰囲気に大きく影響します。
一般的には、色温度の高い青白い光は、明るくさわやかで活動的な空間に適し、色温度の低い黄色がかった光は落ち着いたくつろいだ空間に適しています。

■ 演色性(Ra)

照明で物体を照らすときに、自然光が当たったときの色をどの程度再現しているかを示す指標です。
※「Ra100」は、自然光が当たったときと同様の色を再現していることを意味
JIS Z9110:2010 照明基準総則では、作業毎に必要な平均演色評価数(Ra)が規定されています。
Ra値が高いほど、色の見え方が自然光に近いものになります。

■ エネルギー消費効率(LED照明器具の固有エネルギー消費効率) [lm/w]

消費電力1Wあたり、どれくらいの明るさ(光束:lm)を効率よく引き出せるかを表す数値です。
この数値が大きいほど、エネルギー消費効率のよい、より省エネな照明器具となります。

■ 配光

同じパワーの器具でも配光によって、得られる光は大きく異なります。
拡散配光は全体的に明るくなり均一な光を得られるのに対し、狭角配光はメリハリのある光となり、中心の明るさは高くなります。

■ 保証期間

メーカー毎に異なります。

照明器具は、インテリアの重要な位置を占めますよね!気になる方は、前橋展示場へお越し下さいね。

お待ちしております。(^^)