T's CASAは、創業65年を超える総合建設企業、立見建設株式会社の規格住宅ブランドです。

お問い合わせ

T's CASA

Life Style Column

01.WOOD STOVE

いま改めて注目したい薪ストーブの魅力。

新しく家を建てるこの機会に、以前から憧れのあった薪ストーブを置いてみたい。 そう考える方も少なくないと思いますが、実際に導入するとなると、使いこなせるだろうか、メンテナンスは……などと考えて躊躇してしまうこともよくあるケース。 ただ、ここ最近、薪ストーブへの関心が再び高まってきています。 震災が起きたとき、電気やガスの供給が止まってしまい、唯一、暖を取ったり煮炊きをできたのが薪ストーブだったからです。 直接自分の手で火を熾し、炎の揺らぎを眺めながら、そこから発生する熱で暖まり、湯を沸かし、調理する。 薪ストーブは、いわばヒトが初めて「火」と出会った焚き火の延長線上にある道具。本来、私たちの暮らしにはごくごく身近な存在なのです。

暖房だけじゃない。暮らしの道具としても万能なんです。

一度火を熾せば、冷めにくく長持ちするのが、暖房器具としての薪ストーブの魅力。 氷点下に冷え込む地域の住宅でも、夜眠る前に大きな薪をくべて送り込む空気の量を調整しておけば、 朝になっても家のなかがほんわかと暖かく保たれているといいます。 ストーブからの熱は遠赤外線のため、離れている場所でも体の中からじんわり暖めてくれるのです。 また、その熱は同時に、ストーブの上に鍋を置いてコトコトスープを温めたり、オーブン機能があればパンを焼いたり、 お肉をまるごと焼いたり、立派な調理道具としてフル活躍してくれます。そして、薪ストーブユーザーが口を揃える最大の魅力がもうひとつ。 それは「家族が自然と火のまわりに集まる」こと。ただじっと炎を見つめているだけで、気持ちが落ち着いてリラックスできたという経験はありませんか。 肌で感じる暖かさの他に、火には、人の心や感受性に直接響く不思議な力があるようです。

森を守り、森を生かす。ひとにも地球にも優しいエネルギー。

一方で、今、日本国内の森林は危機的な状況を迎えています。 高度成長期にあわせて人工的に植林された森が、海外の安価な木材の流入により需要がなくなり、伐採されることなく放置され、 森林の環境そのものに悪影響を与えてしまっているのです。森のサイクルから見れば、木は適度な時期が来たら伐採し、循環させてやらなければいけません。 石油や電気といった今後のエネルギー需給の問題が課題となっている今、 あらためて森の地産地消ー地元の木を暮らしのエネルギー源として使いながら森そのものも守る、かつてのような循環の仕組みーを見直してみるのも、 ひとつの方法かもしれません。

薪ストーブに教わる大切なこと、これからの暮らし。

いちから火を熾し、薪をくべ、消えてしまわないよう火の番をする。 薪を準備するとなれば、丸太を割るところから手間と時間がかかるー。ボタンひとつでお湯が沸かせる時代に、薪ストーブとのお付合いは、いかにも非効率。 「早くて楽で便利」を目指して次々と技術開発が進む世の中に、まるで逆行しているかのようです。 でもだからこそ、「早くて楽で便利」だけが目指すべきところだったっけ……と、ふと立ち止まって考えたいときに、薪ストーブと炎は、 よい語り相手にもなってくれそうです。身近に火のある暮らし、もう一度、始めてみませんか?

PREV

NEXT

PAGE TOP